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最初から55ガロン缶ではなかった?つまりあのでかいドラム缶が一世を風靡し続けているのはスティールパンで勝ち上がりたい若者の無邪気な野心のおかげだったのだ、バンザイアフリカン・ブラッドだな。島国根性の裏返しだけど「オレが一番」「オレのチームが一番」「オレの町が一番」「オレの国が一番」で切磋琢磨して注意深く暴力を排除して音楽愛の花咲かせました、という教訓がこの惑星にはとても重要なテーマかと思いました。
Rankin Taxi(Reggae-DeeJay)
一見摩訶不思議な楽器、スティール・ドラムの誕生、この楽器がトリニダードの社会で今も持ち続ける地位、毎年開催される大会の熾烈な競争、その大会に無謀にも参加する若い日本人女性の存在等々、一部再現ドラマを含むちょっと変わり種のドキュメンタリーですが、とても興味深い作品です。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
スティールパンの生い立ちに胸が熱くなる。そしてパンの新しい広がりに心踊る。物語と記録を融合させた語り口にいつの間にか引き込まれ、トリニダードに帰ったような気分にさせてくれる。偉大な人たちの言葉に触れられて音楽もいい。パンの過去を知り今を伝える素晴らしい映画です。
原田芳宏(スティールパンプレイヤー/作・編曲家)
優しくて 美しい音色は 頭蓋骨の隅々まで響き渡る熱いリズムへと昇華し 僕らの血を踊らす。
その眩いばかりの光の影には 虐げられた人々の涙が隠れていた。
たとえ全てを奪われたとしても 彼らの魂は奪えなかった。 この映画でスティールパンの歴史と今を知り 僕も魂が揺さぶられた。
EXILE ÜSA
私が、初めてスティールパンの音を聴いたのは、もうかれこれ40年近く前になります。細野晴臣氏の「イエローマジックカーニバル」という曲に使われていた、その音色は、まさに楽園からの響きでした。その後、90年代に音楽の島トリニダード トバゴへ3回ほど旅行する機会に恵まれました。もう、あこがれてあこがれて夢見た場所だったので、私にとっては、目にするもの、接するものすべてが聖なるものでした。アモコ レネゲイズ、ジット サマルー、フェイズⅡパングルーブ、Witco デスペラードス、ロバート グリニッジ・・、そして、ロードキチナー、マイティスパロウ、デビッドラダー、タンブー、スーパーブルー、数々のカリプソシンガー達、ただただ1ファンとして興奮とともにカーニバルを中心にした何日かを過ごした記憶があります。そしてこの度、さらにワールドワイドになったスティールオーケストラの近況と、私が知らなかった創生期の歴史!ブルースが黒人の置かれていた過酷な状況から生まれたように、パンクが70年代後期の若者の叫びだったように、ブラジル バイーアのオロドンがストリートから生まれたように、スティールパンも音楽を信じる若者から始まった物語がここに紹介されています。本当に感動のドキュメンタリーです!!!
梶原徹也(ex.ブルーハーツ)
私も訪れたことのある音楽の島 トリニダード・トバゴ。わたしは知ることのなかったこの音楽の島の裏側や背景が実にリアルに描かれていました。貧困から生まれる音楽というのは良く聞く話ですが、改めて映像でみると本当にささいなタイミングや人との関わり方で人生が180度かわるということを感じます。その変化によってもたらされた音楽の発展。
人と人との出会いや出来事が重なり、今のスティールパンのシーンがある。あの陽気なサウンドの裏に隠されたストーリーを音楽と共に体感できました。
MINMI(シンガーソングライター)
スゲーなコレ、カリプソって言葉を最後まで出さねーつもりなのかよw。「マザー・ジェラルド」の下りが良いと思う、ラスタな丘の感じ。「レッド・アーミー」の水兵スタイル最高。渡仏した使節の話、もっと知りたい。あとはエンドロールのナイスなモノクロ画像だろ。
山名昇(音楽評論家/DJ/『Blue Beat Bop!』編者)
トリニダード・トバゴの事を少し知った
スティールパンの歴史が少しわかった
やっぱ音楽っていいなぁと思った
なんか、いい気分になった
森敦彦(WACKO MARIA デザイナー)
不良少年たちがドラム缶から作り出した楽器“スティールパン”。カリブ海に浮かぶ小さな島から湧き上がる激しく切ないリズムに、胸をグサリとえぐられた。
高橋慎一(映画『Cu-Bop』監督)